プロ雀士解析室

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Mリーガー候補?有力プロ紹介!①

前回まで全8回の記事により、Mリーガー全8チームの選手を紹介し終わりました。

今回からは今後Mリーガーに選ばれてもおかしくない、有力プロを紹介していきます!

ここからが本番です!

まずは男子プロから8名紹介します!

今回は前半の4名です。


1.水巻


最高位戦のB1リーガー。

多井は水巻の事を

「僕に(麻雀で)できることは全て水巻もできる。僕と水巻の差は運だけ。」

と評価している選手。

タイトル戦など、実力が拮抗した4人の中で 短期戦で1番となるにはやはり運の要素からは逃れられない。

同等の実力でありながら、1/4を多く勝ち取ってきたのが多井であり、3/4に甘んじてきたのが水巻である。

しかし、Mリーグ個人スコア1位の多井が同等と評価する技術の高さは、Mリーグドラフト関係者の目に止まってもおかしくない。


2.坂本大志


最高位戦のAリーガー。

麻雀駅伝において最高位戦代表として出場した。

内容自体は悪くなかったものの出場した区間でマイナスしてしまった。

その際、チームメイトに

「内容は1番良かった」

と励まされたが、

「内容悪くてもいいから勝ちたかった」

と言いながら涙ぐんでいた姿が印象的であった。

そういった麻雀に対する熱い思いと、麻雀に取り組む愚直な姿勢は、麻雀プロのお手本といえる。

二つ名は「麻雀生徒会長」


3.竹内元太


最高位戦Aリーガー。


朝倉康心と同時にAリーグへの昇級を決めた選手。

現在34歳と若く、Mリーガー3名(近藤は最高位のためリーグ戦には参加していない)を含むトッププレイヤー達の中で実力を誇示できればMリーグへの道が拓ける可能性は十分にある。


4.佐藤聖


最高位戦B1リーグ所属の選手。

多井らとともに研究会で技術を磨いている。

36期〜39期の4期連続で最強位決定戦に進出した。

この時期の最高位戦は聖誠を中心に回っていたと言っても過言ではない。

麻雀中のプロでも選択が分かれそうな場面においても、聖誠は既に結論をもっており、迷わずにきちんと思考の伴った打牌ができる。


5.金


協会の現雀王。

雀王として迎えた初年度のドラフトで選ばれてもおかしくない選手だったが、選ばれず。

その後雀王を連覇、RTD出場とさらに実績を積んで臨んだ2期目のドラフトでは、内川とともに指名候補筆頭と予測されながらも最後まで名前は呼ばれなかった。

雀風はバランス型で、他家の動向に鋭い視線を向け、毎巡注意深く考察しながら打牌する。